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ブレーキングシステムの性能の高さが最高の走りを生み出す

ポルシェ911のブレーキシステム

ポルシェ911を運転していて先ず感じるのは、そのパワーや加速性能の高さかと思いますが、忘れてはならないのは、その性能を受け止めるブレーキングシステムの性能の高さです。
それもそのはず「速く走るためにはブレーキの質を上げる」の考えのもとポルシェでは、エンジンやシャシー開発と同様、ブレーキシステムの開発に莫大な費用を投じてきました。
それは、初期制動力の高さだけではなくハードなブレーキングを繰り返すことが出来る耐久性の高さも踏まえて高性能なブレーキ性能を実現しています。

ポルシェのブレーキシステムは、F1をはじめとしたモータースポーツの世界でも有名な世界トップクラスのブレーキメーカーのブレンボとの共同開発にて誕生しました。
ポルシェのブレーキ開発の基本コンセプトに「エンジン出力の4倍ブレーキ制動力」を掲げているとも言われています。それは、約360馬力のGT3であれば約1440馬力のパワーをブレーキに課すことになります。
さらに、その制動力に加えて驚くほどの耐久性を併せ持っており過酷な条件に耐え得る仕様になっているうえに
高速のフルブレーキングの最中でもドライバーによるコントロールを受け付けるといった制動性能のみではない素晴らしいブレーキングシステムです。

また、911の「RR」(リアエンジン・リアドライブ)というレイアウトが世界最高峰のブレーキシステムの能力を最大限に発揮させる事ができる要因の一つに挙げることができます。
フルブレーキングの際に前輪と後輪にバランス良く荷重がかかる事がブレーキ性能を最も発揮させると言われていますが、911の場合はリアにエンジンを搭載している為にフルブレーキングの際に荷重が前輪に移動してもエンジンの重量が影響しリアの荷重が抜けにくく、前後輪にバランス良く荷重をかけることが可能となり安定したブレーキ性能を引き出す事が可能となります。

そして最近のモデルではアンダーボディから空気を整流し、ブレーキに冷気を導きブレーキの熱気を効率的に放出させるようなデザインをホイールに施しています。熱を放出することで温度をコントロールし、フェード現象を抑えて安定した制動性能を維持しています。

世界トップクラスの走りを実現するためには、世界トップクラスのブレーキングシステムも必要になるという点に着目し「世界一」と言われるほどのブレーキシステムを開発するポルシェの技術力の高さには、いつも驚かされてしまいます。

更新日: 2016年6月2日 投稿者: UNTAMED スタッフ

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